ちょっと聞いて〜

 先生や教室の皆さんが日常で「ちょっと聞いて〜」と思った事を書きつづりました。
 教室に関係あることも無いことも、何でも書いていくので、素の声をお楽しみください。
 投稿もお待ちしておりますので、「ちょっと聞いて〜」と思った人はぜひご参加を!
 今月二度目のちょっと聞いて〜、第50回目もねこあし指導員です。


第50回(2013/9/17)

 9月8日(日)におこなわれた大阪府武術太極拳連盟加入団体の交流発表会に、初めて私たち「江坂太極拳サークル」も参加させて頂きました。

 出場順は93番目で「チームねこあし」としてBグループの16名が参加した。
 音楽は東北大震災の絆の応援歌「花は咲く」を選び、メーッセージはKさんが担当して下さった。

 当日出られなかった方々も朝早くから席取りの応援に駆けつけて下さり、無事に(?戦いの末?)二階の前列を押さえる事が出来ました。

 応援に来て下さった方は「感動で涙が出た!」、出場者も終わった第一声「楽しかったー! 出て良かった!」と口々に喜ばれ、皆が一つになってるのを感じた途端涙が出そうになった! という方も……

 皆さん、良く頑張られました!

 ではKさんがご尽力下さった「チームねこあし」のメーッセージ原稿をご紹介いたします。


 皆様、始めまして!!
 私たち「江坂太極拳サークル」は、毎週土曜日に大学生からシニアまで年齢職業を超えて、ユーックリと練習や親睦会を楽しみながら「ねこあし先生」や仲間との絆作りを大切に学んでおります。
 このたび連盟に新参入させて頂き、初めて検定試験を受けたり、この様な交流会に出させて頂き、連盟の先輩方とも新しい絆を結ばせて頂けました事を、ありがたく幸せに思っております。
 今日は「始めの第一歩!!」応援、宜しくお願い致します!!

 皆さんリン!として立ち姿も美しく、一つになって動いてるのを観ていて、感動しました!

 終了後は勿論、楽しい打ち上げ。

 来年は3級の検定試験。そして24式前段でまた出場しましょうー!

                                                         ねこあし


第49回(2013/9/5)

 今年の夏は本当に暑かった〜!!
 暑さ負けして、この「ちょっと聞いて〜」を書く気力も出ず、仕事やスーパーから帰ったら、先ず水分補給。そして一寸(?)ゴロン! で何とか乗り切れた。

 日光アレルギーで強い日差しに当たると顔(最近は耳まで)湿疹ができて痒くなるので、娘が誕生祝いに頬から下を覆うUVカットのマスクをプレゼントしてくれた。
 その上に99.8%紫外線カットの大きなサングラスを掛け「日光仮面に変身!」
 人の目なんか気にしてられない。
 外を歩いてる人や自転車に乗ってる人も皆建物の影を目指して「影取合戦!」人の格好なんか気にもしてられない状況だった。

 その内に目がヒリヒリ、ピリピリしだした。
「このサングラス、かれこれ30年程前に買ったから、もう買い換えなアカンのかなー」と思いながら、目を開けてるのが痛いので自転車を乗りながら時々目を閉じていた。
(アー危な!!)
「サングラスを買う前に眼科の定期検診かねて行かなアカンなー…」とは思いつつ、鼻の穴も火傷してる感じで熱く、寄り道する気になれず、一刻も早く家に帰ってゴロンとしたかったが……目を瞑って自転車運転する事が多くなったので「これはアカン!」と眼科に行ったら、以前から軽いドライアイの傾向があったが「ドライアイで涙腺に涙でなく脂肪が固まって付いてる状態」との事だった。
 暫くしてやっと分かった。
 サングラスのせいではなかったと。
 顔中塞いで防御したつもりだったけど、日光仮面のマスク、息がし易いように鼻の穴の所だけ開いてたわ−!
鼻の穴と目は繋がってるやん! 鼻の穴まで熱い熱風が目に伝わってたんやと。
 それからは、日光仮面の鼻を手で覆い、ドライアイの目薬をさして「ああ目が痛くなくなった!」と思っていたら急に寒くなり土砂降りの豪雨。

 今年も秋が殆ど無く、猛暑から急に冬になるのかなー……去年見られなかった真っ赤な紅葉、今年は見に行きたいなー……

 今、地球がおかしくなっている。天と地の絆が弱っている。
 「小鳥の歌」で森の大火事に向かう小鳥のように、自分に出来る事はなんだろう?

                                                         ねこあし


第48回(2013/7/29)

 連日猛暑ですがいかがお過ごしでしょうか。
 今回は珍しく、江坂太極拳サークルWebサイト管理人のくまのてがお送りします。

 少し動くだけで汗が噴き出す昨今ですが、今の時代スポーツをするにも「水を飲ませない」「根性で頑張らせる」というのは通用しなくなってきました。
 先日も関東の方で根性論の監督さんが高校球児に猛暑の中練習をさせた結果、肝心の試合当日に熱中症で選手と応援に来た生徒が倒れてニュースになり、それに対して監督さんや高野連はあきれ顔で「何をやっているのか」といったコメントを出して議論を呼びました。

 しかしながら、最近は本当に暑いのだから仕方が無い。
 根性で乗り切れる限度は越えたと考えて、きちんと水分補給と休憩を入れて倒れないようにするのが第一です。

 一年で一番暑いとされる大暑の日である7月23日に絞ってみると、ここ大阪の江坂近辺では2013年7月23日が最高気温34.5度で、最低気温が25.1度。1980年の7月23日では最高気温が31.4度で最低気温が22.1度。
 3度程度ならなんとか……と思っても、こういった気温は百葉箱で観測しているので、大体ちょっと風通りが良くて近くに建物がない涼しい自然の地面の上に設置されています。つまり都市部はもっと暑い! アスファルトなどは60度を越えるほど熱くなっています。
 数字で見ても暑いなぁ……と嫌になりますが、さらに太陽の熱がビルのコンクリートやアスファルトに反射して上からも横からも下からも熱が来るのが都会の夏!
 上からも横からも下からも加熱するなんて、調理器具なら「あら美味しそう」で済みますが、人間なので汗がダラダラ出て塩っ辛いだけです。
 しかもその熱が蓄積して、夜になってから昼に溜めた熱を吐き出すから夜でも暑い! 火を止めた後のフライパンでも余熱で目玉焼きが作れますが、あれを街全体でやっているようなもんですね。
 これがいわゆるヒートアイランド現象、日本語に直すと「都市高温化」現象による影響の一つです。

 そんな中でスポーツをしてもっと汗をかこうというのだから、水分補給は絶対に忘れてはいけません。
 江坂太極拳サークルでも、水分補給用の飲料を持参するように案内していますし、体験入会をご希望の方にも必ず汗ふきタオルと水分補給用の飲料を用意して頂くようにしています。
 皆さんも練習中に喉が渇いたなと思ったら、休憩時間じゃなくても構わないのでこっそり列を抜けて水分補給をしてくださいね。
 熱中症対策には塩やミネラルも大事なので、スポーツドリンクや麦茶の他、実は牛乳も効果的です。
 暑い夏に負けないよう、がんばっていきましょう!

                                           パソコンが暑さに負けて壊れた、くまのて


第47回(2013/6/18)

 先日、私の好きなトニー・レオンとチャン・ツィイーが出ているという「グランドマスタ−」を観に行った。
 ブルース・リーの師匠の「詠春拳」の達人イップ・マンの実話に基づいた映画だそうだ。

 有名な俳優が出ているにしては観客がチラホラとしかいず「エー!なんで?」と思いながらも期待でワクワクしていた。

「八卦掌」「形意拳」「詠春拳」の武術宗門の争いを描いた本格的なカンフー映画で動作の美しい事!見事だった!!

 しかし…感動しながら見ていたのに、途中で時代が日中戦争が始まったという事で、また日本軍人を憎たらしそうに出してきて、段々ムカツキ、思わず「帰ろうか!?」と思った。

 私が始めて太極拳を習った先生は父親が中国人、母親が日本人というだけで「スパイ!スパイ!」と虐められて育った。と悔しそうにおっしゃってたのを思い出す。

 歴史ある大国中国が何故そこまで日本を敵視し、排日教育し続けるのか?
 この映画も中国だけでなく世界中に「日本人は悪いやつ」と見ている者の潜在意識に植えつけようとしているのではないか? とさえ思え疑ってしまう。

 残念だ!!

 一度位、この凄い俳優達を使って「日本と中国」の架け橋になり、皆が見終わって気持ち良く感動する映画を作ってくれないかなー?!

                                                                ねこあし


第46回(2013/5/11)

 長〜い連休!
 皆さん、どう過ごされましたでしょうか?

 私は連休といっても平日はいつも通り仕事があり、5月3日の朝のみデイサービスへの送り出しのピンチヒッターを頼まれただけで「どう過ごそうかー? 暇やなー」と思っていたのですが……バス旅行に夫婦で出かける予定だった友人のご主人が急用で行けなくなったから「代わりに行って〜」と、今度は楽しいピンチヒッターで出かけました。

 ブランド物のアウトレット大型店舗〜姫路のセントラルパークで遊んで、打ち上げ花火を10メートル位の至近距離で見上げて、ナイトサファリへ、という朝の集合時間もゆっくりしたツアーでした。
 大好きな打ち上げ花火が大筒から打ち上がる瞬間を見られたのは感動的だったし、ナイトサファリの猛獣の格好良さ! 大きい岩のようなカバ! バスの窓まで愛嬌を振りまきに来てくれたキリン等々……最初は「サファリか〜」と期待もしてなかったのに帰ってから感動を娘と息子に伝えたら、娘夫婦と息子も後から一緒に遊びに行って同じ様に感動してました。

 そうそう、あのグランフロント大阪にも野次馬根性で下見に行ってきました。
 飲食店は一杯で並んでまで入る気はなかったので、取りあえず全部見て「アー良いな〜」と思ったのは一番北側にある「ザ・ガーデン」です。
 小川が流れ、木立と庭園にはベンチが沢山有りゆったり出来る所でした。何となくスカイビルの庭園に似ていて、座わってゆっくり出来そうです。しかしゴミ箱がないからでしょうが、隠すように食べた後のゴミが入ったビニール袋を見て「マナーの悪さ、何とかしてくれー!」と思いました。このザ・ガーデンは阪急中津駅の病院近くにあります。

 そして何より、サークルも連休でお休み、太極拳連盟の定例練習もお休み。
 年末〜4月にかけて自転車事故や、スポーツリーダー単位の認定や母親の介護、その他色々あって、私自身「ホッ! というよりボケーッとしたかった」ので練習をサボったらどうなったか!?
 筋肉がこわばって動きが悪くなり、痛めた膝とその反対側の膝ももっと痛くなり、固くて動きが悪くなった! 腰事故の腰椎捻挫もぶり返し、肩こりも酷くなった! 体重も1kg増えて体脂肪も増えた! 「あーぁ!」

 来年は希望者のみで連休中もストレッチくらいはしょうか?
 来週は2年に一度の循環器病センターでの健康診断受診がある。
 定例の練習も始まり、体重はまた元に戻ったけど……もう少し落として受診したいなぁ!

 頑張らなくっちゃー!(何を……??)   

                                                                ねこあし


第45回(2013/4/26)

 江坂太極拳サークルの大切なイベント「親睦お花見会」を今年は中止した。

 東日本大震災以来、二度目の中止となった。

 皆さんには「黄砂にPM2.5がくっついて余り出歩かない方が良い。安心してお花見が出来ないから」という説明をしたが、それに加えて予定していた4月7日は役員さんの都合が付かず、私も年末から市のスポーツリーダーの認定をとるのに忙しかったり、その中で自転車事故での骨折のリハビリをしていたり、胃腸炎などで体調が良くなかった事や、先月の「最後の親孝行」で母親が一時的に逗留していたので、そのお世話をするために何度か仕事も断って頑張ってきたが、その母親がいつ帰るのか日程が決まってなかったという理由もあった。
 そこにこの大気汚染である。大阪府も時折PM2.5が多く飛来して空気の環境が悪く、「出歩かないほうが良いのでは?」と落ち着いて花見を楽しむ気にはなれなかった。

 それにしても今年の桜の開花はビックリするくらい早かった!
 予定していた4月7日には殆ど散りかけてた上、この日はとても寒く、お花見中止にして正解だった!

 弟の嫁の手術も無事に成功し、母も来たときよりも元気になって機嫌良く帰って行ったが、1週間は私も疲れがドット出てしまった。体力も回復したので、ようやく休んでいた太極拳の練習も再開しやっと元の生活に戻れた。

 太極拳の練習に出られるのって「本当に恵まれてて幸せだ!」と今更ながらつくづく思った!

 来年こそ、また楽しいお花見が出来ますように……

                                                                ねこあし


第44回(2013/3/14)

 前回ちょっと聞いて頂いた「実母が来る!」話もあって、今回は書けないかな? と思っていたのですが……

 更新が遅くなりましたが、ちょっとだけ……

 今の家に越してから何度か母は泊まりに来ていたのですが、母を連れて弟夫婦が来るのは随分久しぶりという事もあり、年末の事故で出来なかった大掃除をしたり、母が寝やすいように和室を洋室風にしてベッドも買って息子に組み立てて貰ったりと頑張り過ぎて、右手のヒビ(医者は骨折と言ってる)がまた少し腫れて痛み出した。
 その他、環境が変わって母の軽い認知症が進むのでは? 等の不安が無意識に湧いているのもわからずに頑張ってたらしく、目の下がピクピクし始めて、「アー! 私は緊張し不安になってる!」と初めて自覚した。

 というのも、母とは昔から「好きだけど、嫌い!」「気が合わない!」「離れていたら好きだけど、傍にいると疲れる人」等々……母が元気な間はずーっと反抗していた。

 母は今から5年前の85才頃から一緒に暮らしていた孫娘が1年の間に2人共次々と結婚し、寂しくなった頃からぼーっとしだし、軽い認知症の症状が出始め、その母の姿を見てやっと私の反抗期が終わり、優しく大事に思えるようになった。


 反抗期が長かったので「最後の親孝行、ちゃんとやり直せるだろうか?」と不安になっても可笑しくないのだ。

 来る前は不安もあったが、母から「ローションは何処に置いたかなぁ?(昔から私の何倍もお顔の手入れをキチンとする人だった)」と聞かれて、答えた2〜3分後に又「ローションは何処やった?」と、3、4回は同じ様に答えていたが5、6回位になると、一寸面倒くさくなり、仕事やったら何回でも同じ様に言ってあげられるのに、やっぱり親子とか家族は難しいなぁ……と感じた。

 でも可愛いし憎めない認知症状で、余計なお節介をする体力と気力がなくなって良い面だけが残ってる!
 今日は車椅子と歩きと入れた散歩や買い物が楽しかったし、明日は一度病院にも連れて行こう。

 母の母(私のおばあちゃん)は朝起きたら死んでたし、母の姉は娘の家で朝起きた時に「もう一寸寝るわ」と言って死んでたので変死扱いされたと聞いた。
 3週間前後居る間に何が起こるか分からないから、一度は近くのかかりつけ医に看て貰っておかなくては!

 楽しい、良い思い出が一杯残せますように〜〜!   

                                                                ねこあし


第43回(2013/2/9)

「呼びかけを聞こう」
 前回「ちょっと聞いて〜」でお知らせしたが、12月28日に仕事納めの報告書を事業所に提出に行った帰り道に、新しい電動自転車で車道から歩道への乗り上げに失敗して、左膝骸骨を強打して内出血と腫れが酷く、お正月前までは1〜2時間家事をしては2〜3時間横になり、と言う具合で年末の大掃除は全く出来なかったが……
 まぁ、「大掃除も何もしないでもお正月は来るし、過ごせる」という事が分かった。
 治療も「医者は診察して判断を下すだけ。治療は電気機器がやるし、マッサージも医者に言われた通りに型通りにするだけ。人の体を観てその人が良くなる適切な治療をするのは夫が一番上手だなー」と今更ながら見直した。が……正月休みが済み、夫婦とも仕事が始まり私も怪我してても、それなりにヘルパーの仕事も練習もこなし出すと夫は自分の仕事で精一杯! もう治療してくれなくなった。
 
 膝の水と血を二回抜いた今も、未だ少し水が残っていて時々ピリピリ!と痛むたびに「この事故は私に何を呼びかけてるのだろう?」と考える。
 この年齢になり、「今迄のやり方のままでは駄目」という事かな? と思った。
 「ゆっくり、丁寧に、味わって生きよう!」「急がない、慌てない、先走りしない」と、歩き方も(早く歩けないのもあって)踵から着地し、足の裏を感じながら、足指の付け根で蹴り出し、ユーックリ歩いていた。

 しかし、段々元気になってくると、又早歩き、暴走自転車したくなる!

 すると、今度はヘルパー先の利用者さんが急にもどされ、直ぐにマスク、ゴム手袋、ハイターで吐瀉物の拭き取りなどをしたが、飛沫感染してしまい、ウイルス性胃腸炎! 吐き下し熱で大変だった! ……又、用心しながらゆっくリズム。

 少し元気になりかけた頃、今度は実母と暮らしている弟の嫁に病気が見つかったので、90歳で軽い認知症の母を一ヶ月ほど預かることになり、暮れに出来なかった大掃除をするのと、非常食や太極拳関係の荷物で一杯になっている部屋の片付けなど、受け入れ体制をこれから作らねば! と思っている所に、やってきました「青色申告書」!
 1年分の領収書を集め、記帳から納税まで1年で一番私が忙しく頭が経理モードに切り替わってピリピリする時期…… 

「この出来事、この事態は私に何を呼びかけているのだろうか。何に気づけ、何をせよと言っているのだろうか。過去からの要請は何だろう。足りないものは何だろう。修正すべきことは? 未来からの呼びかけは何だろう。最も大切にすべきことは何だろう。事態は私にどう生きよと言っているのだろうか」

 人生の転換点に来ているのかも知れない。   

                                                                ねこあし


第42回(2013/1/11)

 あけまして おめでとうございます!
 年末、年始は如何お過ごしになられたでしょうか?

 私は28日にヘルパーの報告書を出しに行った帰り道、新しい電動自転車でさっそうと車道を走ってたら阪急オアシス前に不法駐車されていたので、歩道に乗り上げようとして、失敗!
 横転して痛くて暫く起き上がれませんでした。 
 見た目よりも段差が大きかったのと、雨は止んでいたのですが朝から雨が降っていて道路が濡れていたのと、スピードが出てたのが原因だと思います。

 片足こぎで自宅に帰宅後、骨折していないか? と近くの整形外科でレントゲンを撮って貰った所、4枚撮った内の1枚にうっすらと黒い縦線が見え「これが気になる。ヒビだったら明日パンパンに腫れるので又来て下さい」と言われ痛み止めと湿布薬を貰って帰りました。その他、骨折は免れてました。
 その日の夜から左膝上下30p横15pに渡り、今迄見たこともない様な気持ち悪い(ドス黒ーい)内出血と腫れ。小指は突き指したのかピン! と立ったまま曲がらず、直接強打した左膝を守る為左手、腕、膝で咄嗟に庇って打撲。事業所と警察に事故報告をし、その日は痛み止めと睡眠誘導剤を飲んで寝ました。

 翌日は昨夜と同じ腫れ具合でドス黒さも同じだし、動くのが痛いので朝の内は動かないまま仕事も病院も年末年始の休日に入りました。
 ヘルパーステーションに事故の報告をしたときに、「それは労災に当たるねー。でも書類が色々と大変やしねー……受診した医院が労災を扱ってる所かどうかも調べなアカンし……」 と如何にも労災扱いは面倒くさそうな言い方をされましたので、その時はこちらも面倒くさいし「まぁーエエか!」と一度は思ったのですが……「労災ですとはっきり言ってるのに、面倒くさいは冷たいんとちゃうか?」と思い直し、ネットで近所の労災関係病院を探すと近くにありました!
 28、29日は寝る前だけ痛み止めを飲んで、買い物や夕食作りはイザと言うときには頼りになる息子が助けてくれて過ごす事が出来、30日に夫が仕事納めの後やっと整体してくれました。

 思えば昔、左肘靱帯がズタズタに切れ、医者から「手術しても治らないかも知れない」と言われたので手術しないと言うと「一生カタワや!」と捨て台詞を吐かれて病院を追い出された時も、ガイドヘルパー中に不法駐車を避けようと電動シニアカーに「ストップ」と言った途端、操作を間違えられて左足の甲をバリバリ! と轢かれて二箇所骨折、全治2ヶ月の所を1ヶ月で職場復帰した時も、いつも夫と子供には助けられてきました。(……何と事故の多いこと!!)
 今回も30日から寝る前に整体して貰ってピリピリした痛みは未だ残ってはいるものの随分歩き易くなり、指も少し曲がりかけて来ました。

 1月4日の朝の仕事はもしもの事があったらと休ませて頂き、昼の仕事が終わってから労災扱いの整形外科に行きました。
 すると「前の医院からの転院手続きの書類を労災の方で貰うように」との事。事業所に言うと「骨折や入院でないのに大変なんよねー」と言われるし、夫も「労災なんて止めとけ」と言うので、その病院に「労災扱いはもう止めときます」と言うと「駄目です。これは労災ですから保険は使えませんよ。十割負担ですし、そういうのを労災隠しというんです」と「労災かくしは犯罪だ」と書いてある大きなポスターを見せられました。
「そんなんあったんや!」また事業所にそのことを電話すると「二日前に丁度テレビで労災かくしの放送見た所やった。これもそうなんや…」と言われ「すみませんねー」とお詫びして覚悟して受診。

 前の医院ではレントゲンは4枚だけだったのに、20枚近くアチコチ撮られる内に(前は4枚で保険使って3000円やったけど、これだけ撮って十割負担というと、今日お金足りるかしら?)と段々そっちの方も心配になって来るし、2時間くらい経ってお腹も空き、食事の買い物や用意もせなアカンし…と焦りました。「この後リハビリを40分ほど」と言われた時は「もう食事作る時間だから、又明日に」と即お断りして帰りました。
 結局1週間経ってもピリピリ痛く、ドス黒かったのが秋の紅葉の移り変わりのように、赤、黄、紫と様々な色が混じった足は「只の強い打撲」……(前の整形外科でのヒビのような黒い筋は何処に行ったんかなー? ……夫の患者さんが病院の検査で「何で?」と不思議がられる事も多いと聞くし、やっぱり上手やからくっついたのかも知れない)。右手は「突き指ではなく軽くヒビが入ってる」との事でギブスをはめられ包帯でグルグル巻きにされ、ついでに足も包帯でグルグル巻き。……(やりすぎやろぅ!)
 買い物途中で鬱血したのか指先が冷たくなり、足も夫の治療で折角可動性が出てきた所だったのが動けなくなり、家に帰るなり全部取ってしまった。アーやれやれ!

 サークルも5日は正月休みで良かった!
 練習始めの12日には愛しの皆さんと元気に練習出来ますように……!!   

                                                                ねこあし


第41回(2012/12/7)

 今、自分の苦手にチャレンジしている。

 苦手な事は体育、スポーツ!

 子供の頃から大抵の体育、スポーツは余り好きではなかった。
 逆上がりも出来ないと言うより天と地がひっくり返るのが怖くて仕方がなく、どうしてもやりたくなかったが、滑り台を支えてる鉄棒で、上への階段を「怖くない!怖くない!」と念仏の様に唱えながら毎日練習をしている内に、本当に「怖くないんや!」と感じられ、それから色んな鉄棒遊びが出来るようになった。
 しかし中学生になると、運動よりも聖書や禅宗の講話や心理学の本など「心って何処にあるの? 死ぬってどういうこと? 生きる意味は?」と考える、スポーツとは縁のない人間になっていった。

 大人になってからは(前にも話したが)何を思ったのか一度社交ダンスを習いに行ったことがあるが女性ばかりの為、女性役と男性役の両方覚えなくてはならず「混乱して分からなくなり、苦痛なだけで楽しくない」と1〜3ヶ月位で止めてしまった。結婚してから初めてジムに入会したことがあったが「つまらないし、何だか面倒くさい」と、やっぱり2〜3ヶ月で止めてしまった。
 その後、心身統一合気道の師範一家と家族ぐるみの付き合いから、そこの「気の研究会」の合気道もちょっとやってみようと子供とは別に習いに行った時は、「プラスの気」と昔、野口整体の潜在意識教育講座で勉強した「呼吸の間隙」を代稽古の先生も分かってらっしゃるのを感じて面白かったが「受け身が苦痛」でやっぱり何ヶ月しか続かなかった!
(…あのまま続けていれば推手に生かせたのに、おしかったなぁ…)

 太極拳は初めから「これは縁がある。これはずっと続けるに違いない!」と何か分からない直感が働いたし、多分動けなくなるまで続けるだろう。
 
 こんな私が報恩感謝の気持ちから市報の「社会体育リーダー養成講座」募集記事を見て「いつもお世話になっている地域の公民館に少しでもお返し出来れば」と何をするのかも知らず、軽い気持ちで応募したら、まぁ大変!
 オリエンテーションから修了式までの4ヶ月間に、1単位1時間半の講座11講座と1単位2時間の実技が16単位もあり、それぞれ3〜4単位不足したら又来年度に持ち越し。
 終了しても勉強会があるらしいし、完全ボランティアなのに大変そうで、「しまった!来る所を間違えた!」と思ったが、あとの祭り!
 今やっと半分位済ませた所で、文化祭やサークル、仕事とぶつかって既に実技は3単位落としてしまった。大事な予防介護の実技スマイル体操は補講を受け(させられ)、時間的には大変だけど指導者役をしたら、生徒役をした方がその指導法の良かった点を見つけて褒めるので(5人グループだったら4人から次々と褒めて認められる事になります)、何人かに褒められ認められると、照れくさいが嬉しくて自信も出来るし、元気とやる気も出る。褒める事の大切さを学べた。


 最初に書いた通りの「運動嫌い、体育嫌いな私が、何で社会体育リーダー?」って、初めは一人で可笑しくって笑っていたのだが、今では「次はいつ?何処で?何を学べるのだろう?」と楽しみになってきている。

 今まで「運動音痴」 と思い込んでいたが、ひょっとして運動って、それほど嫌いで苦手でなかったかも知れない…かな?

                                                                ねこあし

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