ちょっと聞いて〜

 先生や教室の皆さんが日常で「ちょっと聞いて〜」と思った事を書きつづりました。
 教室に関係あることも無いことも、何でも書いていくので、素の声をお楽しみください。
 投稿もお待ちしておりますので、「ちょっと聞いて〜」と思った人はぜひご参加を!
 ちょっと聞いて〜第60回目は、一人旅の醍醐味を味わったねこあし指導員です。


第60回(2014/9/18)

 皆様はこの夏は如何お過ごしでしたでしょうか?
 
 今年の夏は例年になく本当に雨が多く、あらためて自然の恐ろしさを認識させられました。
 天気予報なんか「どうせ当てにならないから、もう見るのやめよう」と思う程、外れまくりましたねぇ。

 いつもの夏は何処にも行かないことが多いのですが「人生は短い! 元気に動ける間に行きたい所へは自分の都合に合わせて一人でも行こう!」と決心して、前から行きたかった「大曲 全国花火競技大会」へ、色々なプランの中から一人一部屋の2泊3日プランを申し込みました。
 バスの日帰り一人旅は気楽に申込み出来るようにはなってたけど、2泊3日の一人旅は始めて!(…本当は心細い!)

 最初に「女性のお一人様に限る」という大曲花火大会に申し込んでたけど、これは料金が高かった!!
 その内、以前行って良かったので又行きたいと思っていた「貴船の川床料理」が目に付き、家族や嫁いだ娘も全員日程が合ったので、女性一人旅はキャンセルしてもう少し料金が安い「一人一部屋大曲花火大会」に変更した。変更してお安くなった分で貴船に行ける事になってたのだが……残念! 前日の大雨で川床での料理はキャンセルになってしまった! 渋々梅田で外食……楽しみにしてたのに……全員ガッカリ!!

 大曲花火大会は全国200箇所ある花火大会の中から選ばれた27名の花火師が日本一を競う花火大会で大曲市の人口10万人の所に、その日一日に75万人前後の花火大好き人間が集まって来る。
 先ず「大曲って何処にあるの?」と日本地図を引っ張り出して探すと、宮城県の海沿いに見つけた。即「津波は大丈夫? もし地震があったらそんな大勢どう避難させるのだろうか?」と旅行会社に聞くと「海側ではなく山の中の盆地です。秋田県ですよ」とのこと。宮城じゃないの? と、地図を出して調べたら、有りました! 秋田県の大曲! 他に「軽井沢」という地名もあり、地名って日本全国同じ名前の地名があちこちにあって面白い。

 当てにはならないと思いつつも、毎日のように秋田県の週間天気予報を見ていた。ずっと雨マーク! 雨でも実施されるので一応楽しみにはしていたが雨の中一人で行ってもなー……と段々期待が薄れていった。

 一人参加は何人位いるか聞いたところ24人はお一人様ですとのことで、不安と共に行く事に……。
東海道新幹線は3人席で皆一人旅。「いつも一人参加で気楽よ」と仰る70代の女性と私と同じ位の年で娘と同い年の子供さんがいる方達とずっとご一緒させて頂きました。
 添乗員さんは見てないようでよく見ているのか? 偶然なのか? その内の気の合ったお一人とは東北新幹線(緑色のくちばしで格好良かった!)でもバスでもずーっと隣席にして下さってました。

 花火は圧巻! 感動! 人間死ぬ前には走馬燈の様に人生思い出すというがこの花火も思い出すに違いないと思った。NHKでも放送されると教えて頂いたので、息子にメールで録画予約して貰い、帰ってから見直したがやはり凄い! NHKのは音楽が小さかったのと昨年の日本一の圧倒的な花火が映ってなかったのが残念! 花火の他、桟敷席10万人それ以外の見物客併せて75万人位の人数も圧巻だった。
 21時半に終わって盛岡のホテルに着いたのは夜中の2時半。天気予報は見事に外れて前日に雨が降り、会場は煙が流れる花火日より。但しトイレに行くときに粘土質のぬかるみにどっぷり浸かってホテルに帰ってから先ずしたのは靴洗い。それからお風呂に入り、花火の感動もあり余り眠れなかった。行きたい所に行くには、やはり体力が居る。今年行けて良かった。

 帰りも同じ気の合う人と隣の座席にして頂けていたが、2泊3日ともなると皆さんとも顔なじみ。帰りの新幹線でお隣の家族連れから「お二人は古くからのお友達のようねー」と羨ましがられ、その方から「旅行仲間が病気でもう旅行一緒に行けないからどうしょうか? と思って居たけど、あなた方を見ていたら次から私も一人参加する勇気が出たわ」と言われた。

 始めて出会った日は、穏やかで優しそうで何の問題もなさそうに見えたお隣さん。話す間にご主人との関わり、仕事の悩み、近隣との関わり、息子さん達との悩み事、等々……しがらみが無い分、抱えている問題を全て話して下さったのだと思うくらい良くお話し下さいました。
 仲良くなったけど、住所も電話もお互い聞かない。しがらみは残さない。
 それを見ていた添乗員さんから「これが一人旅の醍醐味ですよ」と教えて頂けました。花火も良かったけど一期一会の出会いも良かった!

 その方と新大阪でお別れするとき「頑張るわ!」と言って下さり、右と左に分かれました。
 どうぞお幸せに!!

                                                         ねこあし


第59回(2014/8/9)

 
 このコーナーは愚痴や不平、不満は書かないようにと思っているのに前回は余り楽しいことも思い出せず、書けなかった。
 守秘義務があるので、詳しくは書けないが17年間ケアに関わっている方の容態が悪くなって神経、体力共に疲れ果ててた。
 重度障害がある要介護5の方で17年間も毎日の様に関わってると、阿吽の呼吸というか何も言わなくてもお互いに感じられる間柄になっている。

 何でも上手に出来た方が、くも膜下出血から生還されてから、中枢をやられたので全て出来なくなり寝たきりに……
 当初は「どうせあんたらには私の気持ちは分からん。もうどうでも良いわ」という諦めと投げやりな気持ちが伝わって来てた。
 しかしご主人が倒れ「自分が頑張らねば!」と前向きに頑張られてから、体を支えるとユックリ歩けるようになった。
 一歩が踏み出せた時には「奇跡や!」と家族さんを始め、私たちも凄く嬉しく感動したのを昨日のように覚えている。

 手術してもらった病院では血圧も安定し、状態もそれなりに安定していたのだが……介護保険が始まって仕組みが変わり、訪問看護師のケアマネージャーが勧める近所の内科医に変わった途端、薬はドンドン増え続け、その度に具合が悪くなりドンドン状態は悪くなり……しかし私たちヘルパーは無力で発言力もないのでケアマネージャーと訪問看護師の言うとおりにするしか無い。
 「この医者、このケアマネは信用出来ない」と思った時に必要なのは、こんな事言ったら悪いのでは? では無く、セカンドオピニオンと言う、若しくは他所に変わると言う「勇気」です。
 何年も前にもこういう事があり助言しましたが「世話になってるから言えない」と言っておきながら、亡くなられた後で「病院に殺された」と呟かれてました。遅いですね。
 私はその方の状態が悪くなる度に「何で!?」とストレスが募る。
 ストレス解消は、太極拳を集中して練習する事。大概はこれで明日へのリフレッシュが出来る。
 あとはダラダラとテレビや漫画本スペリオールを見たり、映画を観に行ったり、ボケーッとする事だが、しっかり太極拳集中するのが一番ストレス解消になる。

 8月の第2週は総合太極拳も陳式太極拳も盆休み!
 検定試験という目的があった時には盆休みでも自宅で毎日練習していたが、段位も取って目標が無くなると自分一人で練習するのは中々難しいものがある。
 「継続は力なり」というのは本当に難しい! 一旦サボり癖が付くとサボっても平気になり始める。
 ストレス解消には太極拳の代わりに、来週には京都へ川床料理を食べに行くし、22日からは大曲の花火大会を見に行くが……体重計に乗るのが今から恐ろしい!
 しかし楽しみ!

 天候に恵まれ、楽しく元気に過ごせますように!

                                                         ねこあし


第58回(2014/6/13)

 前回の「ちょっと聞いて〜」で、自分が上手な人達の中に入って全く新しい套路を一から覚える立場になる事によって、初めて太極拳を習いに来た人の気持ちを思い出し、それを理解して教えてるか? という、自分に対する反省を書いたのですが……。

 今回は太極拳を教えようと思った切っ掛け、その理由をもう一度思い出し、初心に戻って教えさせて頂く気持ちになっております。
 これはホームページにも書いている事なので同じ事を言うことでもないのですが……先月健康診断を受け「どこにも悪い所がない」という結果のありがたさ、太極拳との出会いのありがたさを感じました。

 しかし…人間は死にます。確実に!!
 何もせずに放っておくと、ドンドン老化し、筋力も思考も何もかも衰えていきます。これが自然です。
 以前に怪我をしたところや痛くて固いところは、何もしないと益々硬直してゆきます。これが自然です。
 人間がいつの間に? どうしてこういう形になり産まれたのか? それが誰にもわからないように、人間が死ぬ為には自分が知らない間に自然に体がそういう準備をしているのでしょう。

 元気で若々しく生きるには、それ相当の努力をし続けることが必要です。
 それには太極拳が一番良いのでは? と思っているので、自分も練習しながら他の方にも広めたいのですが、公民館だけでは中々広めるには難しい現状があります。
 取りあえず、自分は元気でーす!!
 これを見た方は、自分の体は自分で守る! 継続は力なりでお気軽な気持ちでおいで下さい。お待ちしてまーす!!
 

                                                         ねこあし


第57回(2014/5/10)

 4月の末に、思い切って陳式太極拳、新架一路の練習を始め出した。

 本当は10年前に「陳式ってかっこいいなー! でも体力要りそうやし、運動神経鈍いのに今から83通りも套路覚えるのはしんどいし、私もあと10年若かったらやってたのになぁ……」と諦めていた。
 ところが……
 大阪府連盟の練習で、3月から24式仲間の中年男性と19才の若い男性が陳式の練習に参加し始め、套路を知らないその人達が皆の真ん中で動けず突っ立ってるのを見て「これなら私でも入れるジャン!」と思った。

 やってみると兎に角始めてなので套路は全然分からないが、ずっと続けてる総合太極拳には陳式も入っているせいか? 突っ立って見てるだけ、というのは何とか避けられたし、一度全套路を通した後は部分練習があり、間違えてたら手取り足取り教えて下さるので、分かり易かった。
 それに何年も同じフロアで練習し、忘年会も一緒にして顔も見知ってる人達ばかりなので、良い雰囲気で楽しく練習出来た!
「面白かったー!!」

 この「面白い!」という興味を元にyoutubeで新架一路の動画を探して、昔練習していたオカリナの譜面台に套路図やiPadを置いて動画を見ながら自主練習! 運動神経が良くないので動画だと向きが逆で分からないからアルミの鏡に写して反転させたり、18式の本を見たり、先輩にDVDを貸して貰う約束したり……
 初心に返って知らない套路を練習するうちに、江坂太極拳サークルでも最初は興味津々で入って来られた方達に、検定試験や文化祭、交流会があるからと難しい事を言い過ぎて楽しさを忘れさせてしまっているのではないか!? と反省させられた。
 今後はまた太極拳の楽しさ、面白さを思い出して頂けるよう努力しょう!(努力するつもり……)

 近頃、10年前の自分より今の方が若返ってるのでは? と感じる。
 タニタの体重計を買って毎日計ってるが、最近のは体重だけでは無く筋肉量や内臓脂肪など色々なデーターが出てきて、その中に体年齢という項目もある。計ってみると、自分の体年齢は実年齢より16才も若く表示されている!
 16才も! と嬉しくなって、毎日計っているし、ケアの仕事だけでは今頃腰痛や心痛などで仕事も続けられていただろうか? とも感じることが多い。

 家族の支えがあっての事は前提としてあるが、その他はすべて太極拳の
 お・か・げ・さ・ま!!

 太極拳を楽しんで、若返りましょう!!
                                                         ねこあし


第56回(2014/4/10)

 今年の桜は早かったー!

 ほぼ毎年4月の第1日曜に行ってる江坂太極拳サークルの親睦お花見会。
 その日が近づくといつも「花見の日は晴れますように〜」と天気予報ばかり気にしている。
 今年は近所の公園の桜が例年以上に開花が早かったので気が気でなく、「日曜日まで花が持ってくれますように〜葉桜になってませんように〜」と祈っていた。

 サークルを始めた頃は20代の若い人達も多く、出席率も多かったが、その方達も結婚して遠くに行かれ、仕事が忙しい人が多くなって来ると参加したくても仕事が入って参加出来ないという状態が多くなってきた。
 今年は初めて参加者が半分になってしまった。

 お花見の案内状作りに始まり、出席確認、費用集め、食べ物飲み物は何をどの位買うか? 出前は? ビンゴの景品決め、収支表等々……。
 特に前日の夜クラスの練習終了後に現地へシート敷きに行くのはちょっと大変!
 今年の土曜日は土砂降りの雨。一緒に手伝って下さる方に風邪を引かれては困ると思いお断りして、仕事が終わったばかりの夫に頼んで緑地公園まで車を出してもらい、サイト管理人の「くまのて」さんと2人で、翌日もし晴れたら桜の下で、雨の場合は桜は無いけど屋根の下で、と2箇所にサークルの名前を書いたシートを敷いた。

 花見の当日は桜の下でしょうと思っていると、ポツリポツリと雨模様、皆さんの意見で屋根の下へ移動した。風も強く寒かったのに、終了する頃には晴れて、気温も上がってきた。
 今回、「やることは一杯あって大変な割に半分の出席では一寸しんどいなー」と思い、準備の段階で「来年から『サークルの行事』としての親睦お花見会は中止」と決めていた。
 この雨は止める時へのトドメの一撃だったように思える。
 ……案の定花見の翌日から久しぶりに咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの本格的な風邪をひいてしまった。

 さて、来年は何処へお花見に行こうか?
 お花見と打ち上げ花火が大好きなねこあし。
 誘われたら何処へでも行くので、誰か誘ってねー!!
                                                         ねこあし


第55回(2014/3/8)

 今年の青色申告もやっと終わった!

 自営業の経理は昔会計事務所に勤めていたことも有り、一年分纏めて太極拳の練習も休んで集中してやる。
 普段使わない脳細胞と神経ばかり疲れて、つい甘い物に手が出てしまうし、運動不足になるので毎年この時期は2〜3週間で1キロは体重が増え、胃の具合もおかしくなる。
 やっと納税を済ませ、税務署の帰りに知り合いのケーキ屋さんに寄って、自分に「お疲れさん!」とご褒美のケーキを買って「ホッ!」と一息するケーキの美味しいこと!(明日から痩せよう!)

 自分の還付請求は簡単なので、源泉や保険関係書類を持って行って、税務署員の指示通りパソコン入力するだけなのだが……
 いつもより還付金が大幅に少ない!
 事業所に頼まれて臨時でケアに入ったりして「ほんの少し収入が増えたからかなー?」と思い、税務署員も「多分そうでしょう」と言われて帰ったが、自宅で念のために「前回とは何処が幾ら違うからこの金額になったのか?」と調べてみた。
 そうすると、年金保険の経費の記入漏れ発見!

 入力指導の署員と、間違いがないか?を確認に来た署員の二人に見落とされ税金の還付金額が少なく申告されたのだ!
「ビックリしたー! もう! どうなってるの?」
 勿論、直ぐに電話し、修正申告に来て欲しいと言われたものの
「これから自営業の申告に取りかかるので忙しいし、そちらの見落としだから、そっちで修正した金額を送って欲しい」
 とお願いし、ほぼ昨年と同じ金額の還付を受けられるようになった。
 税務署員が間違わないということは無い(それも2人も確認して)と分かった納税でした。
 体重は増えるのは直ぐ! 痩せるのは中々!
 ガンバロウ!
                                                         ねこあし


第54回(2014/2/4)

 猫の縄張り争いか? 恋の季節なのか?

 一日中、朝から夜中、明け方までフギャー!! とも何とも言いようのない闇をつんざくけたたましい声で夜中に目が覚めてしまった。

「まだ眠いのに〜!!」

 翌朝は家族全員、口々に「うるさかったな−! 何処にいるんやろー? 何とかならないのかなー」とぼやいていたら、未だフギャ−! という憎っくき猫の声が!

 どんな猫か?姿を見つけてやろう!と見に行ったら、よく見る可愛いおとなしそうな猫だった。

 何処に行くのか?
 取りあえず後をつけて行った。
 我が家の裏のガス給湯器の上から1p幅ほどの金網の上を伝って裏庭から裏のマンション、隣の家の庭、裏の畑へ。
猫よけの薬剤を通り道に蒔いたら、間もなく騒々しいのはなくなった。
 一日は静かになったが居ない訳では無く、時々はお姿を拝見するが、前回のようなけたたましく騒ぐのは止めて貰えたようで一応はホッとしている。

 色々調べると、猫よけの臭いにも慣れるし、何をしても「我が輩は猫である」と賢いから又やるので、捕まえて保健所に持って行くのが一番良いとも言われていて、捕獲用のグッズまで売っていた。
 それも面倒くさいし、可愛そうやし……

 何か良い方法、ご存じの方はご一報下さーい!!

                                                         ねこあし


第53回(2014/1/10)

 あけまして おめでとう ございます。

 お正月は如何お過ごしでしたか?

 我が家では私以外は寝正月!
 いつも通り起きた私は暇を持て余し、ある年は1/1日から一人暮らしの方の介助に行ったこともありましたが、今年は1/1日と1/3日は映画を観に行きました。
 お節も出来てるし、大掃除もすみ「なーんにもすることがないので映画でも……」という方が多いようで、客席はいつもよりは多かったように思いました。
 最近はネットで席を予約し、それもいつも出入りし易い同じ席に決めてて、時間ギリギリに行きサッと帰るので混み具合はよく分かりませんが。
 座席は広くて長い足? も楽で、背もたれも高く、寝心地良く? 寛げるのでストレス解消にはもってこいです。

 さてさて、今年の第一歩!
 年を重ねる毎に時間がドンドン早く動き、加速していってるのを感じています。

 今年は「苦手!と思っている、思い込んでいる事にチャレンジしてみようか……」と思っています。内容はひ・み・つ!
 思い込み、を外す。脱却する。というのは勇気が要りますが、一応頑張ってみようか、と思っています。
 なーに、頑張れなくて元々! 失敗しても死ぬわけないし、出来なくても誰に迷惑かけるでもなし、やるだけはやってみよう!! というだけ。

 こういう考え方は「認知行動療法」っていうらしいです。
 不安恐怖症でストレスを感じやすい私には大事なようで、学問的な心理療法とは知らない内に、そういう考え方を少しずつ身につけていってた様です。
 テレビで放映してたのを見て「アーそうか」と納得出来ました。

 ネットが出来る、このコーナーをご覧の方は一度「認知行動療法」でお調べ下さいね。
 私もこれから調べて勉強したい。(するかも……)と思っています。

 本年も、どうぞ宜しくお願い致します。

(年末の「江坂太極拳サークルの忘年会」楽しかったです!写真は教室案内に載せておりますので見て下さいね)

                                                         ねこあし


第52回(2013/11/11)

 長ネギにご用心!

 朝の仕事が終わり、自宅の買い物をするためスーパーに行った。
 そのスーパーは雨が降ると自転車置き場の床がツルツル滑り易く、その日も空模様が怪しげだったので、出かける前に「滑らない靴を履いていかなアカンなー」と、ワザワザ用心して行ったのだった。

 入口から2、3歩入り、雑誌売り場の方をちらりと向いた途端「アッ!」という間も無くツルッと滑り、「ストン!」と一気にお尻から落ちた。
 一瞬の事で何が起きたのか分からずビックリしていたら、近くのおじさんが「これやー!」と言って長ネギの上の青い部分の内側のヌルヌルを見せてくれた。

 「この落ち方、このショックは後々に影響出るのでは?」と思いながら買い物をしている内に、ユーックリじわじわと鈍痛が出だした。
 「これは治るのに時間が掛かる筈」と感じたので、直ぐに店の人に事情を話し、「店内での事故の治療費は払って頂けるのか? 店長さんに報告して聞いて欲しい」とお願いして、取りあえず家に帰って家事を済ませ、夕方の仕事の帰り道にある鍼灸整骨院に行った。

 そこでは以前にも店内で滑って怪我をした人を見た経験もあり、「これは民事の話で払っても貰えるから、今日の内に店長さんに言いに行った方が良い」とアドバイスされた。昼間いなかった店長がいらして「治療費は払います。領収所と診断書をお願いします」との事。
 「診断書は医師の診断書でなければいけないのか? 今通ってる鍼灸整骨院の施術証明書でも良いのか?(※管理人注:「診断書」はお医者さんしか出すことが出来ず、接骨院などは「施術証明書」となります)」との疑問点を店に電話で聞き「医師のでなくても良い」との返事を貰って続けていたが……1週間程してから「総務から医師の診断書でないと駄目と言われましたので…」と言ってきた。
「だから最初にワザワザ電話で聞いたのにー!」
 又遠い整形外科に通うことになった。
 リハビリのお兄さんが「店で転倒したり事故をしても、その時は大したことないからと店に言わず、後からドンドン痛みや影響が出てきて泣き寝入りした。と言う人この医院だけでも3人は知ってますよ」との事。

「打撲、捻挫は強ければ、強い程ドンドン後から影響が出てくる」
 昔、野口整体で勉強してた時に聞いた話が今回もお役に立ったようです。
 ボクシングを見ていても「何であれでノックアウトされるんやろう?」と分からなかったが、今回「はいった!」というのが実感で「アーこれやなー」と分かった。
 少々長引くかも知れない。

 しかし太極拳をしている時、腰は痛くない。
 「尾閭中正」で腰に負担を掛けず、「沈肩墜肘」も心がけながら、野口整体の呼吸法を役立ててるからかな?

 皆さん、ネギにはご用心! そして打ち身を侮ることなかれ。

                                                         ねこあし


第51回(2013/10/11)

 最近、何かおかしい……と感じる。

 毎週地下鉄を使って、なんばや朝潮橋へ練習に行ってるのだが、ボーッと座って見てると、前の座席一列全員がメールを打っている。
 取り憑かれたようにジーッと手元の携帯、スマホを打ってる様子は、何か異様に感じ、辺りを見回すと、携帯やスマホを利用してない人の方が少ない。
 メールだけでなくゲームに興じたり、絶えず音楽を聴いたり何かしていないと落ちつかないのか?
 何か変だ……

 仕事には自転車を利用して行き来しているのだが、安定感がなくフーラフラと「どっちに行くねん!」と思う自転車は必ずメールしながら乗っている。
 危ないし、何か変だ……

 いつからこんな風になってしまったのだろう?

 携帯やスマホでいつもいつも話してないと繋がりを感じられないから? 話してないと、何かしてないと、寂しい? 怖い? 不安?

 昔誰かが言ってたなー「貴方の心の中には他人が住んでいますか?」って。
 自分を高めることだけ考えていた頃、ドキッ! とさせられたのを思い出す。
 怖くて敬遠していた父も亡くなってからの方がよく話し、繋がっているのを感じる。
 遠くに引っ越した友人も、事情があって練習に来れなくなった人とも心の中で繋がっている。
 寂しがり屋のくせにプライドが高く、子供の頃は「切られる前に切る」感覚だった頃とは随分変わった、と思う。
 人は少しは変われるのだ!

 こんなことを言ってても仕事はメールで連絡、報告せねばならないからメールは欠かせない。
 せめて、自転車に乗りながら、何かしながらメールを見たり、打ったりするのだけはせずにおこう、と思う今日この頃である。

                                                         ねこあし

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