ちょっと聞いて〜

 先生や教室の皆さんが日常で「ちょっと聞いて〜」と思った事を書きつづりました。
 教室に関係あることも無いことも、何でも書いていくので、素の声をお楽しみください。
 投稿もお待ちしておりますので、「ちょっと聞いて〜」と思った人はぜひご参加を!
 ちょっと聞いて〜第70回目は、面倒くささに打ち勝ったねこあし指導員です。


第70回(2015/7/18)

 前回「生体ガス検査の長期調査」への協力をどうしょうか悩んでいると書いたが……

 約束の日時は用事が出来、7月に変更して貰った。
 「変更は無理です」と言われれば「ジャー止めておきます」と言えたのだが、そんな訳にはいかなかった。

 7月というと「日光アレルギー」の私は、強い日差しは反射熱でも皮膚が痒くなるので、どうしても出ねばならない買い出しと仕事以外は家にこもっていたいため「行きたくない」気持ちが強く、前日まで葛藤が続いた。
 当日はスッピンといっても、耳まで隠れるUVの覆面とサングラス、帽子に日傘という如何にも怪しげな格好で出かけ、病院に着いたらサングラス→眼鏡。覆面→マスクに替えて、普段は入れない病院の奥の研究室へと出かけた。

 研究者は皆さん親切で、小さな部屋は如何にも研究室というゴチャゴチャと訳の分からない機器が一杯置いてあった。
 研究室長の先生は優しく、普通の健康診断では聞かれないような日常の生活習慣から結婚前の仕事や家族の生活、両親の病歴まで詳しく気さくに聞き出されていった。

 話しやすいので「この研究は以前新聞に『犬が癌の患者を90%以上の確立でかぎ分けた』というのと関連していますか?」と聞いたところ、やはり「そうです。犬に追いつけ、追い越せ」ということですとの事。
 思わず「頑張って下さい!」と言い、来て良かった! と思った。

 生体微量ガス成分を多くの人で調べ、分析する事で、循環器病疾患や生活習慣に関わる病気とどのような関連が有るかを調べることを目的としているとの事。
 今、色んな病院や学者が色んな方法で研究している最中で、ここの病院では呼気(吐く息)と皮膚ガス、血液、唾液などと問診、何枚ものアンケートにより10年掛けて調べるらしい。

 辛くない検査で重大な病気が分かれば有り難いことだ。

 今迄は駅から13分程歩いて行ってたが、今回病院までの無料巡回バスが有ることを知り、電車からバスと冷房の効いた乗り物で楽に行けた。(何で今迄気がつかなかったのだろう?)

 次回は2年後だ。「今度は涼しい時期にお願いします」とお願いして帰った。
 研究者の皆さん、頑張って下さい!!
                                                         ねこあし


第69回(2015/6/13)

 今年は二年に一度の国立循環器病センターでの健康診断受診年に当たる。
 前にも書いたが、吹田市に引っ越して間もなく応募もしてないのに「抽選の結果、集団検診に当たりました」というお知らせがあり「大きな病院で料金も無料だから、まぁ、良いか〜!」と気楽に申し込んで以来、二年に一度受診している。
 他の健康診断と違う所は、アンケート項目が多く、他の人達は血液を3本とる所、6本取って、研究材料とされる事だが、それも断ろうと思ったら断れる。
 でも何らかのお役に立つのなら、と同意書に記名して研究のお役に立っている(らしい)
 今年はいつもの検査より多く、頸動脈のエコー検査や心エコーまで撮り、おまけに任意だが日を改めて「生体ガスの長期調査」に参加しょうと思っている。
 少し前に、新聞で「犬が癌患者を匂いで嗅ぎ分け、90%以上の確立で当てている」という記事を読み、興味があった。
 多分その人体研究ではないか? と思う。 当日は何枚ものアンケートや皮膚特性問診票を書かなければいけないうえに、化粧水やお化粧類は一切駄目で髪にも何もぬらない、歯磨き粉も付けないで、当然朝から水以外は駄目。これを2年置きに10年間続ける。ということで……
 最初は「お役に立てるのなら」と「良いですよ」と予約日を決めたが、だんだん面倒くさくなってきて「断ろうか? どうしょうか?」と何度も悩んだ。
 しかし「癌他色んな病気が苦痛なく分かる研究の手助けなら、少々面倒でも協力しないとな〜」と思いを新たに今は交通手段、時間を調べ行く気になっている。
 気が変わらなければ、次回又お知らせしましょうー! その時は「どうなってるかな〜?」「止ーめた!」と言ってるかも?
                                                         ねこあし


第68回(2015/5/16)

 5月の連休は如何お過ごしでしたでしょうか?
 田舎に帰省した方、旅行に行かれた方、家族とゆっくりされた方、又私と同じ様に仕事で休めなかった方もいらっしゃるかも知れませんね。
 重度障害者の介助をしていると、休むと困る方がいらっしゃるので休むのは困難になりますが、5月3日の日曜日は高野山開創1200年で、普段は 見られない秘宝も見られるとの事で、高野山の秘宝などの仏像を見ることと、生の胡麻豆腐を買うこと、良い匂いの防虫香を買う事を楽しみに行きました。
 それ と……もう一つ、私の祖父は高野山で得度したのち、嵯峨天皇御陵下の舟形霊場に住み、そこで私が生まれたのですが、その舟形霊場にはお大師様が嵯峨天皇の病気平癒のお水行をされた「枯れずの井戸」がありました。子供の頃母と帰省すると、その井戸水で冷やしたスイカを食べた思い出もあり、その井戸ではお大師様の念写の写真が撮れた(母の弟が持っている)というご縁があるので、以前から興味があって何度か行っていました。

 ツアー会社の旅行は 「ツアー会社の指定した日と時間に、決められた行き先を巡る」というのが普通ですが……
 今回初めて「南海旅行予約センター」という所を使ってみました。
 「日帰りコースを選び、自分の行きたい日を決め、南海難波駅に何時に乗車し、何時頃に難波に着きたいのか?」まで自分で決めて受付の方に伝えると、後日その会社から自分の希望した往復の特急指定券、乗車券、宿坊での精進料理の予約券(これも何時とは決められてない、好きな時間に)とお土産割引券、拝観割引券が何枚かが付いて送られてきた。
 これは時間にせかされないし、ゆったりと自分の行きたい所にマイペースで移動出来、凄く楽だった!
 もしもこの旅行会社に頼んでいなかったら、特急には乗れていなかった。
 駅で「特急指定券は完売して有りません」と行きも帰りも何度も流れていたから……セーフ! 良かった!

 仕事と家庭と息抜きと太極拳をバランス良く、人生を楽しもう!!
                                                         ねこあし


第67回(2015/4/18)

 「桜の花」と「打ち上げ花火」が大好きな「ねこあし」は、サークルの親睦行事として毎年「江坂太極拳サークル 親睦お花見会」を催していたが、昨年の「ちょっと聞いて〜」に書いた理由で、今年は花見を行事から外すことになった。
 毎年開催していたので、何となく淋しかったが、今年は思い切って花見ツアーに申し込んだ。

 「花見の名所と言われている尾道の千光寺、錦帯橋、厳島神社を新幹線で行くツアー」で、1週間前に「朝6時20分に新大阪に集合」との知らせが……
 自宅治療室の掃除や食事作り等、逆算すると5時起き! 「嫌だなー! 早すぎる!」と思ったが、その頃何かと忙しくキャンセルを考える暇もなく前日を迎えてしまった。
 
 前日はサークルの夜クラスから帰宅後。翌日の天候や気温をチェックして着ていく服装選びや、カメラの充電や晴雨兼用傘の用意、小さなバックに入れる中身の準備など全部済ませ最期に目覚ましを設定してる内に神経がたって、眠れなくなってしまった(小学生の遠足気分)。何だか殆ど寝れなかった。
 1週間前から前日まで、当日の天候はずっと「雨マーク」のまま。

 当日、駅までは「今にも降りそうで降らない」そら模様。
 新幹線に乗った途端雨が降りだし土砂降りに。「アーアー、やっぱり! どう楽しもうか?」と思っていたら、福山からバスに乗り換える時には雨は止み曇り空に。
 錦帯橋に向かうバスのなかではパラパラと雨の音。
 そして一度渡って見たかった錦帯橋に着いたら、雨は止んで又曇り空に。桜は満開のもあったが桜吹雪が綺麗だった。
 最後は、以前から一度行きたかった厳島神社へ。
 大鳥居の圧倒的な荘厳さ、威圧感には言葉が出ない程で、感動した! 持っていった傘は、ここでは日傘として役立った。生もみじ饅頭はモチモチして美味しかった。

 帰りのバスの中では添乗員さんが「今日は自分の日頃の行いが良いせいで〜」と言うと、乗客のアチコチから「私の日頃の行いが良いからやー」と。
 帰宅した途端、雨が降りだしドンドン雨音が大きくなってきた。
「やっぱり、これは私の日頃の行いが良かったからやわー」と思った。

 しかし、次の日の仕事は旅行の疲れが取れず、心身共にだるくしんどかった。
 野口整体の活元運動が出てだるさの元が分かって、そこに湿布薬を貼ってやっと疲れが取れたが……

 今年の目標の「断捨離」としては、早朝出発で夜遅く帰宅という旅行は「行きたくても断念する事」
 又一つ断念する事が一つ増えた。

 「本当に必要な物以外は勿体なくとも捨てる」
 物だけで無く、本当に大切なこと以外は少しずつ断念せざるを得なくなっていく。無理にやると先ず体が壊れる。
 何十年も昔に勉強し、感じていた「心身一如」

 今になって「何故全身全霊を傾けて情熱を注いでいた音楽の道を断念し捨てねばならなかったのか?」も分かる気がする。
 「子供が幸せになるにはこうすれば」という親の思い込みの罪深さも勉強させられたし……

 人生の最期に近付くにつれて、色んな執着から離れ、「明るく軽く、アッカルーく、ドンドン身軽になっていけるのだろうか?
 でも来週は45年前のヨガ友達と久しぶりに近場で遊ぶ。楽しみ楽しみ!
                                                         ねこあし


第66回(2015/3/16)

 3月の卒業シーズンになると、いつも娘の高校の卒業式での腹立たしさを思い出す。

 そもそも入学式の時も国歌が流れた途端、「止めろ〜!」と大きな声を荒げる声と共に、ドタバタと大きな音がして「何事!!? 何処かの異常者が侵入したのか?」と参列した父兄に不安と緊張が走った。
 その日、他のクラスの父兄から「あれは学校の先生がやったんやてー」というヒソヒソ話しが聞こえてきた。
 「娘の一生の大切な入学式という記念日に、許せん!!」と未だに苦々しく許せない思いが残っている。

 そして最後の卒業式という大事な記念日。
 その教師は国歌が流れた途端、今度は生徒を引き連れて卒業式の途中でドタドタと退席してしまった。一緒に付いていった生徒の「どうや! 先生と一緒にやったった!」という顔つきが忘れられない。娘の大事な「入学式」と「卒業式」という記念日を汚されてしまった悔しさは未だに忘れられない。

 今度の法改正で、その18才から選挙権が与えられる。
 偏った思想を持つ教師の影響を受けやすい年齢であるのは、卒業式の一件を見ても明らか。
 そういう教師も、今後はもっと力を入れて子供達に洗脳に近い影響力を行使しようとしないだろうか。
 これらの事に「怖いなー!!」と思うのは私だけだろうか?


 知り合いの市会議員が「『日の丸』、『国歌』は戦争を思い出す人が多いから駄目」と言ったのを聞いてビックリした。
 自分が産まれ、育てて頂いた国の「国旗や国歌」を大事にしない国民がいるのだろうか?
 他国に侵略されたらどんな目に遭うのか、分かってるのだろうか? そんな事をいう自由も許されなくなるのに……と思う。

 もうすぐ選挙がある。
 今迄は適当に済ませていたが、今回は思う所が有り、いろいろな候補者の講演を聴きに行き、質問やお話をさせて貰った結果、志が高く実行力の有る若手の立候補者を応援することにした。
 仕事に太極拳に家事にと忙しい合間をぬってのお手伝いなので大した事は出来ないが、ひょっとして貴方の近所にウグイスが鳴いたりして……

 皆さん、自分で見て聞いて考えて、しっかり選んで、選挙には必ず行きましょう!!

                                                         ねこあし


第65回(2015/2/17)

 前回のこのコーナーで今年は益々の「断捨離」と「終活」をしたいと書いた途端、思いが通じたのか? 早速「町のリサイクルやさん」という所から電話が掛かってきた。

 我が家は電話帳に載せてないので「この番号は何処から聞かれたのですか?」と聞くと「下四桁をランダムに掛けてますとのこと。
 通常は訳の分からない所から掛かったのは早々に切るのだが、今年の目標の一つが「断捨離」だったので、一応相手の言うことを聞くことにした。

 「リサイクルに興味ありますか?」という話から始まり「買い取った商品はアジアで売らせて貰います。どんな物でも有り難いです」との事。
 千里リサイクルプラザの第一期市民研究員をしていた当時は草の根的だったリサイクルも、5期になると国内外でリサイクルの必要性が表面化した時点で「これから後は国や世論がやってくれる」と研究員を止めたので「どんなことを言ってくるのか?」と少し興味を持って黙って聞いていた。
 「今ブラウス1枚からでも買い取りにお宅へ伺うというキャンペーンをやっています。何でも宜しいからリサイクル出来るものがありませんか?」と丁寧な言葉。
 「急に言われても整理しないと分からない」というと、その後も何度も掛かり、「家の外に出されてるのは回収出来ない。ゴミを集めるのではないので。値段を査定するので家の中でさせて欲しい」という事にこだわっていた。我が家は治療に来られる患者さんもいらしてるしので、ちょっと困ったなと思ったが、断捨離実行には良い機会か! と思って小さな部屋一杯に「捨てるのは勿体ない」という一回使っただけの電気器具や真っ新な紳士用のズボン(これは息子が友人からサイズが合わないからと貰ったが、息子にも合わず15000円の値札が付いたままの状態だった)等々……小さな部屋一杯用意して待っていた。

 予約してた時間も「前の用件が少し伸びたから1時間遅れます」とか何度か丁寧な応対があったので安心していたが、息子は「知らない人を部屋に入れるのは危ないから自分も立ち会う」と言って「町のリサイクルやさん」が来るのを二人で待っていた。

 来たのは若いイケメン風のお兄さん。
 「ゆっくり見て下さい」と隣の部屋に居ると、そんなに早く査定出来るの? と思う位早い時点で「買える物は一つもありませんねー。ネックレスかカードはありませんか?」と切り出された。
 「エッ!」と思ったが、「ネックレスはあるけど……売ろうとは思ってなかったし……」と「どうしょうか?」と思いながら話に乗りかけたら、息子が隣の部屋で「姉が要るかも知れないから、止めときや!」との声掛け。
 直ぐに帰って貰った。電話の感じとは全然違うイメージの人が来て、全然違う話になっていた。また名刺も何も提示が無かったし、ネックレスを売ったとしても領収書もなく税金逃れをするのでは? とも思った。

 これは放っておけない!
 直ぐに消費生活センターに電話したが「実被害は出ていないし、こちらは法的な力は全くないんです」と頼りない返事。「でもこういうことがあったということは関係ありそうな機関に知らせておきます」とのこと。
 納得出来ないので電話帳で調べ「悪質商法110番」に電話してみた。
 丁寧に話を聞いて下さり、大人の息子さんが傍に居てくれて良かったですね−。それは最初からネックレスやカードを安く買いたたくのが目的だったんでしょう」とのこと。
 「やっぱり!」と思った。掛かってきた電話番号は掛かる度に違う番号から掛かっててなにかあったらとメモしていたので、ついでにその電話番号全部教えた。

 「さー!この部屋の荷物をどうしょうか?」と思った時に、以前ある障害者施設のバザーに寄付したことを思い出して電話してみた。
 こんな物がありますというと今はバザーの時期では無いけど、ボランティアさんに頼んで取りに行かせて頂きます」とのこと。
 一度も使ってない貰い物のクリスタル花瓶やティファールの調理道具などもあり、とても喜んで全部持って帰って頂けました。
 すっきりした! ……天袋には未だ未だ断捨離出来そうな物がある。機会がないと中々処分できないので、今回は良い機会だったのだろうと思えた。

 次は「終活」に向けて葬儀社の講習を受けて、新しいエンディングノートを貰って書き直したり、葬式用の写真を探しているところだ。
 我ながら、少しせっかち、かな……?

※管理人注
 最近では「押し売り」ではなく「押し買い」という悪徳商法が増えています。
 軽度なものですと今回の件のように「折角来てもらったのに悪いから……」と日本人らしい過度な遠慮や罪悪感につけこむものから、酷いものだと強面の男を乗り込ませて無理矢理貴金属を持ってこさせて代金を置いて帰るという手口です。
 端金ながらも代金を置いているため、中古品を買い取ったという言い訳を出来るようになっており、なおさら泣き寝入りする人が後を絶ちません。
 また、悪質な押し買いと問答になって殺された老婦人もおります。見知らぬ業者さんはくれぐれも家に上げないようにしましょう。

                                                         ねこあし


第64回(2015/1/10)

新年おめでとうございます!
本年も江坂太極拳サークルをどうぞ宜しくお願い致します。

「継続は力なり」、「ナンバーワン」より「オンリーワン」で自分に合った修得速度で、楽しく息長く続けられますように。

 カレンダーも新しい年のに代えられた事と存じます。
 我が家では新しいカレンダーが手に入った12月〜1月に来年(もう今年になりますが)のカレンダーに書き込みを入れたり、前年度に書き込まれた事を見て買い物をします。
 いつ頃年賀状何枚買った→新年に何枚余ったか? 足りなかったか? では次年度は何枚買うか? お節は何が好評で何が余ったのか? いつ頃何を買わねばならないのか? どんなお餅を幾つ買って分量は適切だったか? おつまみは? 甘い物は? 「正月のあそこの店のアイスキャンデーは好評」とか。等々。

 新婚ホヤホヤの大昔は4段お重など何十種類も作って余らせ、食べきれずに捨てる、と言う時間とお金と物が勿体ない事をしてしまってて、毎年「作 りすぎるな」と家族から言われてるのに「主婦としてこの位は出来る。出来る私を自他共に見せたい」みたいな馬鹿な考えで馬鹿なことをしてしまっていた……若気の至りで後悔!!

 最近は「断捨離」の考えがドンドン身につき始め、昨年の大掃除もどれだけ「不要」と思い至ってゴミに出せたか。今迄これらが不要と思えず「いつか……」が捨てられないで溜まっていくのだった。

 今年は「終活」をもう少し進め、物だけでなく、自分にとって大事な物は何か? と益々の断捨離をしょうと思っている。
 江坂太極拳サークルは断捨離しませんので、ご安心を!


                                                         ねこあし


第63回(2014/12/25)

 今年も残り少なくなり街中が何だか慌ただしい感じになってきています。
 今年の忘年会は、恒例のカラオケ付きのお気に入りの忘年会場が潰れて無くなったため、試しに江坂駅前の会場にしました。

 忘年会が始まる前に年に一度の総会をするため、サークルの代表と副代表が先に打ち合わせをして早い時間にお店に入らせて頂き、座席決めの他、室温や音楽の音量などチェックして伝えると、全て気持ちよく聞いて下さり、楽しい忘年会のひとときを過ごすことが出来ました。
 
 総会では江坂太極拳サークルの役員の3役の紹介と、練習会場の公民館とのパイプ役という大事なお役目をして下さっている地区の担当役員さんを拍手をもって紹介させて頂きました。
 練習会場を押さえて館長に報告して下さるこの方達がいないと成り立たないので、本当にありがたい存在で感謝しております。
 只、来年5月からは豊一公民館が改築の為に使えなくなるのでどうするか? と色々な方法を提示したのですが、大抵の方々は「誰かが何とかしてくれるだろう」と思っているようで、直ぐには良い意見は出て来ませんでした。まぁ、主催者としては何とかしないといけないのですが……10ヶ月間どうするか?頭が痛いです。

 途中からは、ご夫婦で育児休会中の奥様が3才の娘さんを連れて参加して下さり「可愛い! 可愛いねぇ!」と皆から可愛がられてました。
 赤ちゃんの時からいつもサークルの行事には忘年会、お花見、文化祭とお顔を見せて下さってるので、自分の孫のように成長が楽しみです。
 奥様もまた早くご主人と一緒に練習に来られるようお待ちしてマース!

 では厳しーい寒さに負けず、手洗い、うがいで風邪を引かないよう、元気で1月10日にお会い致しましょうー!
 良いおとしを!!

                                                         ねこあし


第62回(2014/11/11)

 毎年11/3だった地域の文化祭が、今年はさわらびホールでの太極拳出演は11/2に変わった。

 お昼に働く人が多い夜クラスには日曜日に仕事が休めない方達も多く、最初は朝クラスと夜クラスに分けて2グループ出演するつもりだったが、体調や仕事で参加出来ない方も多く、結局朝クラスのBグループという名前で少人数で参加することとなった。
 毎年リハーサルにも参加していたが、リハーサルの日は合同練習にして、ぶっつけ本番で当日参加。
 午前中から2階のロビーで練習して例年通り、皆で屋台の焼きそばを食べて本番!(朝の練習前に来た人達は練習が始まる前に一度舞台に上がって立ち位置を確認。)
 ぶっつけ本番は応援に来て下さった仲間からは「良く揃ってて綺麗だった」とお褒め頂いたが…皆さんあがっていたせいか? 滅茶苦茶早く終了してしまい、風林火山の音楽を最後まで聴きながら突っ立っていた。
 今迄、ゆっくり過ぎて音楽が終わってるのに演武が終わらないことはあったが、こんなに早く終わるという事は全く無かったので、演武は終わったものの、どうしたら良いのか分からず音楽が終わるまで舞台の上に。
 私はホームページに載せる写真を撮るのに集中してて、何故そんなに早く終わることになったのか分からず「早く退場すれば良いのに!」と少々焦った。

 今後は「思いもせぬことが起きるか分からない。何が起きても良いように、色んな事を想定しておかなくては!」と反省させられた文化祭でした。

 終了後は、恒例「焼いたお餅が入ったぜんざい」を皆で食べ、教室では中々ゆっくり話せない仲間とゆったりとした時間を頂き幸せでした。
 来年も元気に、そしてもっと多くの会員さんが参加されますように…。

                                                         ねこあし


第61回(2014/10/13)

 今、時代劇が面白い。

 太極拳の仲間から「テアトル梅田」で「雷蔵祭」をやっていると聞いて早速行ってみた。
 9/27〜11/07の期間毎日のように朝、昼、夜と市川雷蔵の懐かしい映画を放映している。
 今は無くなったチリチリ、ザーザーと雨が降るような画面が又懐かしい。
 子供の頃、京都嵯峨に帰ったら必ず時代劇の撮影をやっていたし、父親に連れられて時代劇を観た懐かしい思い出もある。

 古い映画や古い時代劇を観ると、どれも殺陣が上手!
 主役は勿論、脇の役者も全員腰が座り、動作一つ一つ綺麗、美しい、本格的で「その時代の侍はこうであっただろう」と推察させられる。

 昨日、時代劇に良く出てくる京都伏見の千本鳥居本殿の大祭があり、奉納落語、奉納狂言、奉納居合いがあると新聞で紹介され、興味があるので台風が来る前に一寸行ってきた。
 奉納狂言の後、居合いまで2時間半あるので、千本鳥居の脇道の山道から頂上まで久しぶりに山登り。
 殆どの方は舗装された千本鳥居をくぐりながら山頂に行かれるようだが、私は無謀にも脇道の山道から山頂を目指した。
 そこは山の景色と時々出てくる何か分からない古ーい神社道で殆ど人も通らず、途中足がすくむ気味の悪い場所があり引き返しかけた。
 暫くすると一組の男女が通り過ぎ、その後外人さん3人が通られたので、その間につかず離れず入って険しい道を通って山頂にたどり着いた。
 山頂では自動販売機のお茶など全て高い値段がついてて「お店で買った缶は引き取るが、自動販売機で買ったのは自分で持ち帰って下さい」の張り紙が!
 こんな本格的な山道だとは知らなかったので水分持たずに来てしまったのを後悔した。

 帰り道は当然鳥居をくぐりながら、途中で眼下に京都市内を見渡せる高台でソフトクリームを食べて休憩しながらゆっくり下山した。
 直ぐに興味のあった奉納居合いが始まった。
 余りにも型どおりでつまらなくて途中で帰った。

 帰って夜寝る前に一寸時代劇チャンネルを回すと、若い頃の田村正和が出ていた。
 そして思った。
 昔の時代劇俳優は居合いは勿論、武士の作法は全て身につけているからこそ美しいのだと。そして何より言葉が聞き取りやすい。
 言葉や所作など、全ては基本中の基本。
 忙しくて所作の基本が身についていない、そして何を言ってるのか聞き取りにくい、基本が出来ていない現代の俳優の時代劇は軽すぎて面白くない。

 が、最近は時々良い俳優、良い時代劇を観ることもあり、鬼平の吉右衛門がでている仇討ちの映画には最後に泣かされた。
 もう一つ気になる時代劇映画もあり、行ける日を楽しみにしている。
 ストレス解消には良い時代劇が一番だ!

                                                         ねこあし


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